『投資初心者が「最初の100日」でやるべきこと』読んでみた

今回は、DUKE。さんの新刊『17人の「億り人」を生み出した投資家が教える 投資初心者が「最初の100日」でやるべきこと』を読みました。

結論から言うと、「個別株をこれから始める人」向けの入門書です。
すでに投資本をある程度読んでいる方には、物足りなく感じるかもしれません。

📚 どんな本?

著者のDUKE。さんは、「新高値ブレイク投資」で知られる個人投資家。主宰する投資塾から多くの「億り人」を輩出してきたことでも有名です。

その投資法は、米国の著名投資家ウィリアム・オニールの手法をベースに、マーク・ミネルヴィニやニコラス・ダーバスなどのエッセンスを取り入れて独自にアレンジしたもの。

ただし本書は、その手法そのものを深掘りする本ではありません。
他の投資法にも応用できる「初心者がまず身につけるべき基礎的な考え方」に絞り込んだ一冊という位置づけです。

🗓 構成:14週間・14パートで順番に学ぶ

タイトルの「最初の100日」は、約14週間のこと。
本書はこれを14のパートに分け、次のような流れで段階的に学んでいきます。

  • 株価が動く仕組み
  • チャートの見方
  • ファンダメンタルズ分析、PERの読み方
  • 実際の銘柄選びと売買の流れ
  • リスク管理
  • 自分の取引の振り返り方

「何から手をつければいいかわからない」という初心者にとって、学ぶ順番が最初から用意されているのはありがたいポイントです。

入門者には、網羅的でわかりやすい

一方で、内容は正直、初心者向けで「浅く広く」という印象です。

もっとも、これはタイトルに「投資初心者」とある通りで、当然といえば当然💦
14週間で株価の仕組みから振り返りまでを網羅する以上、一つひとつのテーマを深掘りする余裕はありません。

実際、本書の中では著者の前作2冊が「次のステップ」として紹介されています。

  • 📕『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(初〜中級者向けと記載)
  • 📘『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(中〜上級者向けと記載)

つまり著者自身も、今作をさらに手前の「入門の入口」として位置づけているということですね。

まとめ

本書は、個別株投資の「最初の一歩」を迷わず踏み出すための一冊です。

「個別株投資をこれから始めたい」

「何から手をつけるか、学ぶ順番が欲しい」

という方には、学ぶ順番と課題がセットになっているので、完全な初心者にとっては心強いガイドになると思います。

一方で、ある程度経験のある方は、最初から『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』が、個人的にはおすすめですね。

東洋経済新報社
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