【忙しい人でもできる!おけいどん式ぐうたら投資の魅力とは?】
資産1.8億円と年間配当240万円という驚異的な成果を実現した「おけいどん式ぐうたら投資」。今回はその投資法がまとめられた書籍『ぐうたらでもできる!おけいどん式高配当株・増配株投資』をご紹介します。著者は「桶井 道さん」、出版はPHP研究所です。
時短・放置で実現する高配当株投資
本書の特徴は「ぐうたら」でも可能な投資手法を解説している点です。
基本スタイルは、長期・分散・ほったらかし。
忙しいサラリーマンや主婦でも実践できるよう設計されています。特に初心者に配慮された構成で、前半は基礎から、後半では専門的な銘柄分析や世界の有望企業リストが紹介されています。
厳選100銘柄の安心ポートフォリオ
本書の目玉の一つが、日本・米国を中心にカナダ、イギリス、オランダ、インドなど世界中の優良企業から厳選された100銘柄のリストです。
個別株の選定が難しい人でも、このリストを参考にすることで手間を大幅に省くことができます。選定基準も明確で、時価総額1兆円以上など、値動きの安定した大企業を中心に構成されているのも安心材料です。
著者オドン氏の実践的投資スタイル
著者は25歳で貯金1000万円を元手に投資を開始。
節約生活を徹底し、手取りの7割を貯蓄・投資に充てていたそうです。
その結果、30代で資産2000万円、40代で1億円、現在では1.8億円に到達。高配当株と増配株を軸にしたポートフォリオにより、年間240万円の配当収入を実現しています。
見ない・動かさない「ぐうたら」ルール
ぐうたら投資では、頻繁な株価チェックや売買は不要です。
年1回の決算確認、3年ごとの中期経営計画の確認、そして保有株の単独暴落時のみチェックするという3つのルールのみ。
これにより、投資によるストレスを最小限に抑えることが可能です。チャートも経済指標も見る必要がないという、究極の省エネ投資法です。
高配当+増配株で不労所得を構築
本書では、高配当(目安は利回り2.8%以上)かつ増配傾向の株を推奨しています。
特に注目されているのが三菱商事(8058)で、過去10年の平均増配率は11.9%、現在の実質利回りは14.93%に達します。インフレにも強く、長期保有によって利回りが飛躍的に向上する点が魅力です。
投資判断を支える10項目の銘柄分析
第3章以降では、銘柄選定の具体的な方法も解説されています。時価総額、長期トレンド、ビジネス分析、負債やバリュエーションなど10項目を基にしたチェックリストにより、自身で判断する力が養われます。これにより初心者でも個別株投資に挑戦できるようになります。
老後に安心な当初ETFの活用
将来の資産運用には当初ETF(東京証券取引所に上場するETF)も推奨されています。円建てで分配金が自動で振り込まれるため、老後に数字が見えづらくなっても安心して運用が続けられます。投資信託の定期売却機能と比べても、判断不要な仕組み化が魅力です。
社会貢献にまで広がる資産活用
最後に著者は、築いた資産を地元への恩返しや子供食堂への寄付など社会貢献に活用しています。公益財団を通じて基金を作り、自身の死後も支援が続く仕組みを構築している点も印象的です。お金の運用が自分だけでなく社会の未来にもつながるという視点を持てる内容です。
まとめ:個別株投資への最良の入門書
本書は「ぐうたら」でも可能な投資スタイルを提案しながら、初心者から中級者まで学びの多い内容となっています。インデックス投資の枠を超え、配当という形で収入を得たい方や、社会に貢献したいと考える投資家にとって最適な一冊です。
株式投資をこれから始めたい方、忙しいけど一歩踏み出したい方に、ぜひおすすめしたい書籍です。


