結論から言うと、これは、配当・優待銘柄の辞典みたいな本でした。
前半で配当投資の考え方や、優待をどう人生に活かしているかのケーススタディがあり、後半は春・夏・秋・冬の権利月ごとに233銘柄を並べていく構成です。
本としての「使い方」としては、
・自分のポートフォリオで「配当が入らない月」を埋める候補を探す
・そもそも知らない優待銘柄の存在を知る
このあたりを目的とする方に役立つと思います。
一方で、配当・優待投資のデメリットもあると思います。
① 表題の「月10万円」は簡単目標ではない
配当利回り3.5%で年120万円なら元本は約3,400万円。しかも配当には約20%の税金がかかるので、手取りで月10万円なら必要額は約4,300万円になります(NISA考慮しない場合)。
「資金が潤沢でなくても」を真に受け、さらなる高利回り銘柄を追いかけてしまうことには注意が必要だと思います。
② 優待廃止リスク
配当には累進配当やDOEといった「減らさないこと」を明言する仕組みがありますが、優待に同じものはありません。実際、優待を廃止した企業の多くが挙げる理由は「株主の平等性」で、優待をやめるケースもあります。意外にも、最近の件数だけ見れば優待の新設は廃止を大きく上回っていて、絶滅危惧種にはなってませんが、安心はできません。
みなさんは優待、配当を、重視する派ですか? ぜひコメントで教えてください!
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