「株デビューする前に知っておくべき魔法の公式」に書かれている法則を実践することで、本当に儲かるのかを検証してみたいと思います。
スクリーニング方法の概要は以下のYouTubeにて。
スクリーニング方法
スクリーニングのステップは以下の通りです。
- ROAを、最小25%以上に設定する。(もしくはROICを13%以上に設定)
- PERの低い順に並べる
- 電力株や金融株を除外する
- PER5%以下の極端に低い株は何らかの理由で例外的である場合があるため除外
- 個人は時価総額5000万~1億$以上の銘柄(昨今の円安も考慮し、時価総額100億円未満を足切りにした)
しかし、厳密に実践しようと思うと、
「数ヶ月毎に、5〜7銘柄を追加し、1年かけて30銘柄を揃える」
という作業が必要だそうです。YouTubeでやるには、ちょっと発信が頻繁になり動画編集が大変なので、YouTubeでは年に1回、ブログで、約2ヶ月毎に銘柄を追加することにしました。5か7かは、自分の裁量で判断することにします。
そして10月のスクリーニング結果がこちら
それでは、12月の結果を見ていきましょう。
何が追加されるのでしょうか。
ROIC選定銘柄(2024年12月追加銘柄)
今回のスクリーニング結果はこのようになりました。前回もポートフォリオ入りを果たした銘柄以外で、上位5銘柄がポートフォリオに追加します。
- 6547 グリーンズ
- 197T タウンズ
- 7481 尾家産業
- 1514 住石HD
- 9658 BB太田昭和
- 6430 ダイコク電機
- 5244 jig.jp
- 7849 スターツ出版
- 1518 三井松島H
- 3830 ギガプライズ
- 2410 キャリアデザインセンター←new
- 4595 ミズホメディー←new
- 4371 CCT←new
- 6269 三井海洋開発←new
- 2763 FTG ←new
これで合計15銘柄になりました。さて、通算成績を見てみましょう。
8月以降、日経平均株価が+1.68%でした。それに対して、-1.64%と、下回る結果になりました!残念です。
グリーンズや、尾家産業、BB太田昭和などは上がりましたが、住石HDが暴落しました。また三井松島Hも悲惨ですね。
次に、ROA選定銘柄も見ていきます!
ROA選定銘柄(2024年12月追加銘柄)
ROA基準によるスクリーニングですが、「ROAを、最小25%以上に設定する」という条件だと、10月同様、前回採用された銘柄以外ほとんど残らず、9銘柄しか該当しませんでした。というわけでまずは該当した、M&A総研Hと、GENOVAは加えようと思います。
そして、ROAの最小を20%以上にしたところ、なんとか22銘柄が該当したので、ランク付けできました。
これにより、さらに上位5銘柄を追加しました。
- 3989 シェアリングT
- 5032 ANYCOLOR
- 9658 BB太田昭和
- 202A 豆蔵デジタルH
- 3925 ダブルスタンダード
- 2124 JACリクルート
- 5244 jig.jp
- 197A タウンズ
- 1514 住石H
- 8848 レオパレス21
- 4371 CCT
- 9341 GENOVA←new
- 9552 M&A総研H←new
- 6196 ストライク←new
- 3991 ウォンテッドリー←new
- 7033 MSOL←new
これで合計16銘柄になりました。さて通算成績を見てみましょう。
この期間は日経平均株価が+1.68%でした。それに対して、+2.49%と、若干上回る結果になりました!両方に採用されている住石HDは、足を引っ張っていますね。
というか、かなり手間をかけてスクリーニングをしている訳なので、若干のプラス程度では、「インデックスでいいじゃん」と思ってしまいます。機械的なスクリーニングをするだけでうまくいくほど、甘くはないと思っていましたが、なかなか厳しいですね。
BB太田昭和、jig.jp、タウンズ、住石H、CCTは、ROIC基準、ROA基準の両方に、該当していますので、特に期待したいところです。
それでは、再来月をお楽しみに。